折り鶴プレゼントの意味 福蔵鶴紹介

福蔵鶴(ふっくらづる)ものがたり

山間の小さなお堂と、福を運ぶ折り鶴のおはなし

やさしい気持ちを届けたい。
そんなときにそっと贈りたくなる、ふっくら堂の「福蔵鶴(ふっくらづる)」。

そのルーツは、山あいの静かな里にある、小さなお堂に伝わる物語からはじまります。



ふっくら堂と、ふたりのお地蔵さま

むかしむかし、山の木々にかこまれた 静かな里に、
ぽつんとたたずむ 小さなお堂がありました。

そこには、ふっくらとした頬でにこにこ笑う 二体のお地蔵さまが、寄りそって立っていました。

そのお堂を訪れた人は、皆どこかほっとした顔で帰っていきました。
やがて人々は、その場所を「ふっくら堂」と呼ぶようになりました。



月明かりの夜に 舞い降りた折り鶴

ある晩のこと。
月の光が山里をやさしく照らす夜——
ふわり…と、一羽の折り鶴が空から舞い降りてきました。

その小さな鶴は、色とりどりの羽根をまとい、
足もとには、まんまるで澄んだ水晶をそっと抱えていました。

お地蔵さまたちは、静かにその鶴を見つめ、
まるで「よく来たね」と語りかけるように、微笑んでいたのです。



福を運ぶ折り鶴「福蔵鶴(ふっくらづる)」の誕生

その日から、ふっくら堂には
次々と折り鶴たちが舞い降りてくるようになりました。

どの鶴も、それぞれ違う色の羽を持ち、
足には、福のしるし「まんまる水晶」を大切そうに抱えています。

こうして生まれたのが、
福を運ぶ小さな折り鶴「福蔵鶴(ふっくらづる)」です。



福蔵鶴の色にこめられた願い

福蔵鶴は、色ごとにやさしい祈りの意味を持っています。
贈る人の想いをのせて、大切な人の心に、ふわりと舞い降ります。
• 赤:元気と健康
• 青:学びと落ち着き
• 黄:金運と希望
• 緑:癒しと家族のきずな
• 紫:守りと導き
• 桃色:愛とご縁
• 銀:清らかさと調和
• 水色:やすらぎと安心



ふっくら堂から、やさしい贈り物を

今日も山あいのふっくら堂では、
ふたりのお地蔵さまが、にこにこと微笑みながら
福蔵鶴たちの旅立ちを、そっと見送っています。

まんまるの水晶にこめた福が、
あなたのたいせつな人の心に、やさしく寄りそいますように。



\ 福蔵鶴はこんな方におすすめ /
• 気持ちをさりげなく伝えたいとき
• 癒しの贈り物を探しているとき
• お守りのように、想いをそっと届けたいとき

 

<鶴は縁起がいい>

日本では古くから、鶴はおめでたいお祝いごとに使われています。

古くは「たず」と呼ばれ、平安時代以降に「鶴」と呼ばれるようになりました。

古来より「鶴は千年」といわれ「長寿を象徴する吉祥の鳥」。

夫婦仲が大変良く一生を連れ添うことから「夫婦鶴=めおとづる」といわれる「仲良きことの象徴」の鳥です。

また、鶴は自然界で20年から30年生きるとされ、人間の飼育下においては50年から80年ほど生きるようです。

鳥の寿命は数年から10年程度が一般的だということなので、とても長生きですよね。

 

さらに、長生きであることに加え、鶴はその鳴き声が高音でよく響きます。


高く響き渡る鶴の鳴き声は「天に届く=天上界に通ずる鳥」といわれるなど、鶴は天界に通ずる鳥と考えられ民衆の間に「めでたい鳥」として尊ばれてきました。

以上のような理由から、鶴は縁起がいい鳥なのですね(*^-^*)

 

そんな縁起のよさから、折り鶴は古くから折られてきたといわれています。

折紙で遊ぶという風習は室町時代に始まり、江戸時代に入って大衆化したと言われていますが、折紙で鶴を折り「様々な願いごとを祈願する」という大衆文化も、その頃に始まったそうです。

ちなみに、千羽鶴は千羽でなくてもよいそうです。「千」という数は、たくさんという意味。
現代でも千羽鶴は、病気やけがをしている人に早期回復の願いを込めて贈ったり、被災地の復興を祈って贈ったり、スポーツの試合必勝を祈って贈られたりしています。